フリーランスのエンジニアは自ら仕事を探さなければなりませんが、その際にはエージェントを利用する手もあります。エージェントは、エンジニアとエンジニアを必要としているクライアントを結び付ける仕事探しの専門家です。エンジニアが自ら仕事を探す場合は、一連の仕事探しにかかる作業に時間が取られてしまいます。そこでエージェントに任せておくと時間のロスがなくなり、浮いた時間をエンジニアとしての本業に活用できるのです。

また、エンジニアが自ら仕事を探すよりも、専門家のエージェントに任せた方がより条件の良い仕事が見つかる可能性も高いでしょう。エンジニアはあくまでもシステム構築やプログラミングの専門家で、仕事探しは専門外だからです。仕事探しの専門家であるエージェントなら、経験や知識を活かしてエンジニア一人の営業では見つけられない仕事の紹介も可能となります。さらに、エージェントの中には、独自のルートで仕事を確保しているケースも少なくありません。

エンジニアがエージェントを利用する場合、まずは特定のエージェントを探し出して登録するところから始まります。登録だけでなら費用がかからないことがほとんどなので、候補になりそうなエージェントにはひと通り登録しておくと良いでしょう。そして、履歴書を持参したうえでエージェントと面談を行います。面談では自分がエンジニアとしてどのようなことができるのか、どういった仕事を求めているのかを説明するのです。そうすると、エージェントがその希望に合った仕事を紹介してくれるようになります。